2007-12-05

多重債務者が大幅に減少~金融庁発表~

 金融庁が4日、10月末での消費者金融からの借り入れにより多重債務(5社以上から借り入れ)に陥っている人が139万人(2月末時点から40万人減少)だったと発表しました。

 貸金業法の改正に伴い、大手消費者金融を中心に利率を下げる動きが顕著になってきたことが要因のひとつに考えられます。

 ただ、今回の数字にはクレジット会社からの借り入れが含まれていないこともあり、多重債務者は減少傾向にあるものの、この流れが強まるのか、弱まるのかは景気の動向などからも影響を受けることもあり、不透明な部分もあります。

   http://www.fsa.go.jp/

                              司法書士 馬ちゃん