また闇金の督促の被害者が出てしまいました。闇金は法律上では事実上の脅威(生活を実際におびやかす)でかつ、相手の特定が難しいところが、ほんと怖いです。たとえば、私がお金を闇金から借りているとします。その借りる際に、わたくしの親の電話番号、住所、勤務先等の情報を相手に教えたとします。そうすると、闇金は私の返済が滞ると、まず親に電話します。親が払わないと親の勤務先に電話します。何度も何度もです。電話回線が2-3回線の事務所ならお客様からの電話がつながらないくらいにかけてきます。それでも支払わないと、親の住所の近所の方の電話番号を調べそこに電話します。そんなことをされたら親は耐えられません。近所への申し訳なさ等からです。お金がなんとか集まる人は支払って解決します。金利がいわゆる「といち」(10日間で1割)以上の金利をとります。ちょっと支払わなければ元本5-10万円のものが莫大な金額になってしまうのです。本当に怖いです。
相手が特定できないことや、事件が多いことからなかなか警察も有効な手立てがうてないのが実情です。今回のケースでも被害者の方は警察に相談されて、警察からその闇金に電話で督促をやめるような指導はいっていたようですが、無駄だったようです。一罰100戒です。闇金は割にあわないと思わせねば今回のような被害がまた出てしまいます。法的、行政的な整備をなんとかしたいです。
Yomiuriドットコム
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071213i303.htm
真
2007-12-14
やみ金でまた被害者