2010-04-14

中国に進出

 産経新聞の情報によると、プロミスは平成22年度中に中国の「深せん」(シンセン)と言う都市に
進出する方針を明らかにしたそうです。
 現地の金融機関と合弁会社を設立し、個人向けの無担保融資を進めるそうです。
 今年6月から改正された貸金業法が施行されることで、収益減が見込まれるため、
新たな新規の顧客獲得を中国へ向けたようです。
 シンセンは香港に近く、海に面しているため、外資系製造業などが多く進出する経済都市であり、
レジャー資金需要なども取り込めるほか、法的に手数料を合わせた実質金利が4割程度まで可能と
プロミスは見込んでいるようです。

2010-04-02

名古屋リーガルオフィスのセミナー 第3弾

第3回「企業支援・生活者支援セミナー」開催のお知らせ
-- 「攻める遺言書のすすめ」 --
今回テーマは遺言書に関するお話です。「縁起でもない!」とおっしゃらないでください。
遺言書の作成は、皆さんの老後の不安や、残った方々の無用の争いを解消するために非常に大切な手続です。
「それでも遺言書ってよくわからないよ」という方に是非ご参加をおすすめします。注意点等、事例を交えてわかりやすくお話します。

参加料 1000円主催・解説者 司法書士法人名古屋リーガルオフィス 代表司法書士 出田真太郎
開催・4月22日(木) 19:00~20:50 
  ・4月24日(土) 11:00~12:50 
場所 ウィンクあいち 小会議室
※22日と24日は同じ内容のセミナーです。どちらかにご参加ください

【主催・お問合せ先】
司法書士法人名古屋リーガルオフィス
名古屋市中村区名駅四丁目2番7号
丸森パークビル303
Tel 052-566-0405
FAX 052-581-1085

2010-01-26

プロミスが人員削減

プロミスが大幅な人員削減をするとのことです。

その数なんと3割の削減!
正社員の割合だと5割になるとの事です。

また子会社である三洋信販を吸収合併する動きもあります。

消費者金融業界は貸出規制強化などで事業環境が大幅に悪化しており、
どの会社も生き残りをかけ、必死です。

2010-01-19

武富士が和解を反故に

昨日、事務所に武富士から電話がありAさんの過払いでの任意和解を一方的に反故にしてきました。
武富士の社印の押された和解契約書を取り交わす前とはいえ、一度口頭での和解を成立したにも関わらず、このような事になったのは今までの債務整理業務の中で初の経験の事でした。
※判決を取ったにも関わらず、支払わない評判の悪い業者もありましたが・・・

武富士の言い分としては、「取引の中に分断があるから、一連計算ではなく分断計算をすると過払い金が数千円発生するがゼロ和解を主張する」とのこと。

お客様には、この時期にこのくらいのお金が戻ってきますよと説明しているだけに、
こちらは猛反発するも、判決を取っていない以上、相手が素直に応じてもらわないことには
どうしようもない。

お客様にすぐ連絡を取り、事のなりゆきを説明し、訴訟をするか現在検討中である。

こういった対応をとってくるということは、武富士もいよいよヤバイのか・・・
武富士に過払い金がある方は、早急に訴訟を検討した方がよいのかもしれません。

2010-01-14

名古屋リーガルオフィス主催 企業支援セミナー第2弾

「中小企業のための社内起業化・分社化のすすめ」
日時:2月10日(水) 19:00~20:50
場所:ウィンクあいち 小会議室904号 参加無料
【内容】
デフレといわれる世の中、
私たち企業は激変する社会環境にどう対応していくべきでしょうか? 
会社の発展を図る上で、事業規模縮小や経費削減だけが有効な手段と言えるのでしょうか? 
これらの対策として、組織内活性化やバリバリやる社員育成のために「社内起業化・分社化のすすめ」を司法書士ならではの経験をふまえながらお伝えしたいと思います。
解説:司法書士 代表 出田真太郎    司法書士 福井克典

どなたでも受講できます、気軽にご参加ください。
ご希望の方は事前に下記あて先までご連絡をお願いいたします。
【問合せ先】 
司法書士法人名古屋リーガルオフィス
名古屋市中村区名駅4-2-7
丸森パークビル303号
tel 052-566-0405

2009-12-02

夫に隠れて借金

先日、少し気になるニュース(日本貸金業協会が2009年11月24日)に発表を見ました。
貸金業者などからお金を借りている専業主婦(主夫含む)の38%は、配偶者に知らせていないとの事です。
した。
弊事務所でも債務整理を受任する時、主人には内緒にとお願いされるケースがある。

専業主婦の方の場合は、家族の協力が必要な場合が多いのでご主人に打ち明けるよう助言しています。
隠し事はいつかばれますし、今後負債を返していく為にはご主人の協力無くしては難しいからです。

しかし、打ち明けたら「離婚されてしまう」や「暴力を振るわれる」と言われてしまうと・・・
中々難しいものです。

2009-11-17

武富士が減額求める

asahi.com
消費者金融の武富士は16日、転換社債の発行で昨年調達した資金の一部について、事実上、返済の減額や猶予につながる条件変更を投資家に求めることを決めた。過払い利息返還や金融危機で悪化した資金繰りを改善する狙いだ。同業のアイフルは私的整理入りしており、生き残りを懸けた動きが加速している。

 対象は、昨年6月に発行した転換社債(株式に交換できる社債)700億円のうち最大400億円分。償還(返済)の期限は18年6月だが、来年6月に繰り上げ償還を求めることのできる権利が投資家側に与えられている。

 武富士の株価は、昨年6月上旬までの2000円台から直近は400円台に低迷している。回復も見込みづらく、武富士は、投資家が転換社債を株式に交換せず、全額の繰り上げ償還を求める可能性が高いと判断。放置すれば資金繰りが一段と厳しくなるため、債務の組み替えに向け、投資家側と交渉していた。

 具体的には、(1)転換社債を額面の半額以上の現金に交換(2)額面の4分の1以上の現金と残額相当分の普通社債に交換――という二つの選択肢を投資家に示した。武富士が(1)(2)の双方で用意する現金の上限は180億円。うまくいけば、繰り上げ償還のかなりの部分を免れることになる。

 転換社債はスイスのUBSグループを割当先に発行されたが、UBSはこの転換社債から別の債券を組み立て、内外の投資家に売った模様だ。投資家らは武富士の経営悪化に伴う損失を最小限に抑えるため、今回の提案に応じると武富士では見ている。

 武富士の9月末の連結有利子負債残高は2983億円だが、問題の転換社債も含めると、1年以内に約1890億円の返済期限が来ることになっていた。今回の債務の組み替えに加え、保有不動産を担保にした資金調達にも動いており、資金繰り改善にある程度メドがついたと見られる。しかし、独立系の消費者金融の経営環境は厳しく、貸し付けをさらに絞るといった対応を迫られる可能性もある。