2008-06-19

借金が原因での自殺は本当に悲しいです。

 19日、警察庁から平成19年の自殺者の総計が発表されました。

 33,093人で、前年よりも2.9%の増加だったそうです。

 人間は誰でも悩みや苦しみを抱えながら生きていますが、死を選択しなければならないほどの悩み、苦しみとは、いったいどのようなものなのでしょうか?

 それが想像できない私は、幸せのうちに生きているということでしょう。

 自殺の理由は、健康や家庭問題、仕事など色々あり、なかには自分の努力や周りの人間の助けを得ても根本的に解決をすることができない問題もあるでしょう。

 しかし、経済的な問題(平成19年自殺原因の22%)は、世間体やプライドという言葉を忘れて、「生き続ける」という一点のみを考えたなら、ほぼ全て解決することができる問題と言っても過言ではないでしょう。

 多重債務であれば破産手続きに代表される債務整理を、生活苦であれば生活保護の申請を、私のような人間でも、微力ながらお手伝いをさせていただくことができます。

 生活保護申請に同行したことが数回ありますが、私が付き添う前と付き添った時との対応が明らかに違っていたと、ご本人から教えていただいたことがあります。

 テレビで時々取り上げられる(北九州方式と通称される)生活保護の申請書の不受理は厳然として存在しますが、あきらめてしまうのは悲しいです。

 事務所の「多重債務ホットライン」の電話番号(052-566-3251)は私の携帯に転送されるようになっています。

 何時でも結構です。

 ぜひ、ご相談のお電話をいただければと思います。

                                    司法書士 馬ちゃん