07/06/15
こんにちは、中日ドラゴンズが楽天イーグルスに1敗1分と不甲斐ない戦いぶりで、少しテンションが下がり気味の馬ちゃんです。
早速ですが、前回の続きを・・・。
前回までのように、主にお客様の心配な点を中心に破産手続きのデメリットについて説明をすると共に、破産手続きの説明をします。
破産手続きの原則として、「債務者が債務(借金)を返済できない場合に、本人が所持している財産を裁判所に明らかにして、売却できそうなものがあれば裁判所が売却をしその売却代金を各債権者に与えてそれでも返済できなかった債務は裁判所の力で法的に返済の義務を消滅させる」ものです。ですから本人名義の不動産があればほぼ確実に、車についても原則20万円以上の価値があればそれを手放す覚悟が必要です。逆に日常使用している家財道具については、一般的なものであれば手元に置いておくことが可能です。
以上の点について、本人がどのような財産をお持ちなのか、お持ちの場合にその財産処分することになっても問題はないのか、という点を確認させていただきます。もし住宅ローンが残っていてマイホームを手放すことが嫌であれば、個人再生手続きの「住宅資金貸付債権に関する特則」制度を利用すれば、住宅ローン以外の債務を原則5分の1に減額することができる可能性があります。
本日は、若干短めですが、このへんで。
それでは。
2007-11-20
司法書士 馬ちゃんの 実況中継「破産手続きの流れ」5