米国の大手金融機関であるゼネラルエレクトリック(GE)が、その傘下の会社であるGEコンシューマー・ファイナンス(レイク)を、三菱UFJ系列のアコムに売却を検討していることが、5日、明らかになりました。
既に、九州地方を基盤として全国展開していた三洋信販(ポケットバンク)を三井住友系列のプロミスが買収して傘下におさめていますが、今回の件はこの流れにそうものであると言えます。
注目すべきは顧客に対する影響ですが、プロミスと三洋信販の件で見てみると合併や営業譲渡などはされておらず、三洋信販の名前は残っています。ですから、基本的にはファイナンス部分の一本化という側面が強いような気がします。
アコムとレイクについても、同じような経営戦略で営業が行われるのではないかと思います。
これで残る大手は、アイフル、武富士、CFJ(ディック)といったところでしょうか。
最終的には3~4つのグループに統合される可能性が高いのではないかと思います。
司法書士 馬ちゃん
2008-05-07
GEがレイクをアコムに売却