2008-10-10

大手も資金繰りが厳しそう

 最近、大手の消費者金融A社の担当窓口に電話がかかりにくくなっています。

 私が消費者金融の経営状態を見極める材料として、担当窓口の対応や、和解条件の変化に着目しています。

 電話応対する人員が少なくてなかなか電話がつながらなかったり、過払い金の返還時期が3ヶ月以上先になったり、分割弁済の交渉時に利息の付加を要求するようになったりすると、「ああ、経営が苦しいんだな。」と感じます。

 以上のような傾向がなく、今のところ経営が安定しているなと感じる会社は、消費者金融大手、アコム、プロミス、アイフル、武富士、レイク、CFJのうちの、2社のみです。

 請求先の会社が倒産してしまうと、過払い金の回収は困難になりますので、過払い金の請求にあたっては、請求先の会社の経営状態を見極めることが重要になります。

 色々なところから情報を仕入れて、より正確な経営状態の把握に努めています。

                
                                 司法書士 馬島 洋介