最近、大手の消費者金融A社の担当窓口に電話がかかりにくくなっています。
私が消費者金融の経営状態を見極める材料として、担当窓口の対応や、和解条件の変化に着目しています。
電話応対する人員が少なくてなかなか電話がつながらなかったり、過払い金の返還時期が3ヶ月以上先になったり、分割弁済の交渉時に利息の付加を要求するようになったりすると、「ああ、経営が苦しいんだな。」と感じます。
以上のような傾向がなく、今のところ経営が安定しているなと感じる会社は、消費者金融大手、アコム、プロミス、アイフル、武富士、レイク、CFJのうちの、2社のみです。
請求先の会社が倒産してしまうと、過払い金の回収は困難になりますので、過払い金の請求にあたっては、請求先の会社の経営状態を見極めることが重要になります。
色々なところから情報を仕入れて、より正確な経営状態の把握に努めています。
司法書士 馬島 洋介
2008-10-10
大手も資金繰りが厳しそう