この仕事をしていてうれしいことのひとつに、以前のお客様からの紹介でご依頼をいただくということがあります。
お客様は、私の仕事ぶりに満足していただいたからこそ、自分の親族や友人、知人に私の話をしていただき、その結果、次の仕事につながります。
特にかなり前に仕事をさせていただいた方からの紹介の場合はうれしさも倍増です。なぜなら、数年の月日が流れても私のことを記憶に留めていただいているわけですから。
今週ご依頼いただいた方も、かなり前のお客様からの紹介でしたが、その方が「紹介してくれたAさんが、多分馬島さんは私のこと覚えてないと思うけど、よろしく伝えといてね。って言ってました。」とおっしゃってましたが、お客様の顔とお名前は仕事の内容とともに今でもしっかりと覚えています。
その方を通じて、Aさんが元気で過ごされているようだとわかったこともうれしかったです。
司法書士 馬島 洋介
2008-10-29
うれしかったこと
2008-10-24
消費者金融における借り入れの方法
少し前であれば、駅前は消費者金融の店舗ばかりと言った光景が広がっていたが、最近は大手の消費者金融でも店舗数をかなり減らして、生き残りに必死になっています。
私のお客様で、「返すお金はあるのに家の近くの支店が無くなってしまって、返済したくても返せなくなり、延滞してしまった。」という方がいらっしゃいました。
返す方がそんな感じですので、借りる方も店舗での借り入れはしにくくなっていると思います。
現在、店舗における申し込みに代わってインターネットによる申し込みが急増しています。ある調査では、新規借り入れの35%はインターネットによるものだそうです。
店舗よりも無人ATM、無人ATMよりもインターネットと、だんだん消費者金融でお金を借りることに対する心理的なストレスが軽くなっています。
司法書士 馬島 洋介
2008-10-17
1年前の相談者の方
昨日、1年前に多重債務のご相談に乗らせていただいた方から、「ぜひもう一度相談したい。」とのお電話をいただきました。
1年前のご相談では、「自分で返せる間はなんとかやりくりして返していきたい。」とのことで、受任はしませんでした。
その方は1年間の間、「身を粉にして働いたが、厳しかった。」ということでした。
相談者の方が、再度相談をしなければならなくなったということは残念ですが、1年前にお渡しした名刺を今まで捨てずに持っていてくださり、またお電話をいただいたことについては、司法書士としてうれしい限りです。
その方の経済的再生のために精一杯のお手伝いができればと思います。
司法書士 馬島 洋介
2008-10-10
大手も資金繰りが厳しそう
最近、大手の消費者金融A社の担当窓口に電話がかかりにくくなっています。
私が消費者金融の経営状態を見極める材料として、担当窓口の対応や、和解条件の変化に着目しています。
電話応対する人員が少なくてなかなか電話がつながらなかったり、過払い金の返還時期が3ヶ月以上先になったり、分割弁済の交渉時に利息の付加を要求するようになったりすると、「ああ、経営が苦しいんだな。」と感じます。
以上のような傾向がなく、今のところ経営が安定しているなと感じる会社は、消費者金融大手、アコム、プロミス、アイフル、武富士、レイク、CFJのうちの、2社のみです。
請求先の会社が倒産してしまうと、過払い金の回収は困難になりますので、過払い金の請求にあたっては、請求先の会社の経営状態を見極めることが重要になります。
色々なところから情報を仕入れて、より正確な経営状態の把握に努めています。
司法書士 馬島 洋介
2008-10-02
だんだん任意整理が難しくなってきています
だんだん任意整理が難しくなってきています。
任意整理の基本的な仕組みとして、過払い利息が発生していれば業者から返金をしてもらい借金が残る業者の返済に充て、また、将来的に発生する利息の免除を受けて支払い総額及び月々の支払額を減額して、その方の収入の範囲内で弁済をしてもらう、というものです。
今日、静岡県に本社がある、現在は民事再生手続き中の会社と分割弁済についての交渉をしていたら、驚くべき回答が帰ってきました。
「うちは、一括弁済しかお受けしておりません。」
民事再生手続きによる経営陣の交代に伴って経営方針の変更があったようですが、このような会社が1社でもあると、今までは自己破産する必要がなかった方が自己破産に追い込まれるようになってしまいます。
今後も、利息の支払い要求や、分割回数の短期化など、業者側の要求が厳しくなることが考えられます。
司法書士 馬島 洋介